ITreviewの実レビュー28件を調査
総合3.9点。日本語資料の強さは本物、ただし料金体系に注意点あり
月々5,000円(税抜)/ テンプレート3,000種類以上 / 導入企業1,300社超 ※2026年8月16日調査時点
「提案書のたたき台を作るだけで、半日つぶれてしまう」 「デザインが苦手で、いつも見た目が野暮ったくなる」 「外注する予算はないけれど、クオリティは落としたくない」
——資料作成に追われるビジネスパーソンなら、思い当たる悩みではないでしょうか。
イルシルは、テーマやキーワードを入力するだけで、AIが構成案から本文、デザインまで一気に生成してくれる日本製のスライド作成ツールです。海外製ツールを試して「日本語だと崩れる」「デザインが派手すぎる」と感じた方の受け皿として支持されています。
ただし、料金体系には申し込み前に必ず知っておくべき点があります。この記事では良い評価だけでなく、そこも含めて正直に整理しました。
結論:「日本語の提案書を量産する人」には効くが、支払い方式は要確認
先に結論をお伝えします。
イルシルの価値は、「何をどの順番で話すか」を考える時間をまるごと削れることにあります。ITreviewのレビューでも、この点を評価する声が突出していました。
プレゼン資料作りで最も時間がかかるのは、実はデザインよりも「何をどの順番で話すか」を考えるフェーズ。そこをAIが数秒で具体化してくれるので、0から1を作る精神的なハードルが劇的に下がりました。
一方で、パーソナルプラスプランは 年66,000円(税込)の前払いで、購入後の自己都合による解約・返金はできません。ここを理解しないまま申し込むのは危険です。
✅ 向いている人
- ・提案書・企画書を日本語で頻繁に作る
- ・構成を考える段階でいつも詰まる
- ・デザインスキルに自信がない
- ・海外製ツールで日本語が崩れた経験がある
- ・外注する予算はないが品質は落としたくない
- ・月に何十枚もスライドを作る
⚠️ 向かない人
- ・資料を作るのが月に数回程度
- ・年払いの前払いに抵抗がある
- ・自社テンプレートで統一したい(法人プラン限定)
- ・細部まで作り込みたい(パワポのほうが自由)
- ・スマホだけで完結させたい(PC専用です)
- ・そのまま提出できる完成品を期待している
先に伝えます:料金の「月々5,000円」表記に注意
この記事でいちばん大事なポイントです。
公式サイトには 「月々 ¥5,000(税抜)」 と表示されていますが、これは月額換算の金額です。実際の支払いは次のようになります。
⚠️ 実際は「年66,000円(税込)の一括前払い」です
公式の注意事項には、次のように明記されています。
- ・支払方法:クレジットカード(前払い制になります。月払いはお受けしておりません)
- ・契約形態:1年契約の自動更新(年度の途中でも次回更新のキャンセルは可能)
- ・ご購入後のお客様都合での解約・返金はできません
つまり、申し込んだ時点で 66,000円(税込) を支払い、合わないと感じても年度内は戻ってきません。
これは「悪質」という話ではなく、年契約前提のB2B向けサービスでは一般的な形態です。ただし「月々5,000円」という表記だけを見て気軽に申し込むと、想定と違うことになります。
編集部の推奨手順
対策はシンプルです。いきなり申し込まないこと。
① まずフリープラン(無料)で操作感を確かめる
② 良さそうなら3日間の無料トライアルで全機能を試す
③ 実際に自分の業務資料を1本作ってみてから判断する
この順番なら、66,000円を払って後悔することはまずありません。
イルシルとは?パーソナルプラスプランの位置づけ

イルシルは、株式会社イルシルが提供する日本製のAIスライド資料作成ツールです。公式によると、テンプレートは 3,000種類以上、国内導入企業は 1,300社超とされています。
このサービスの立ち位置を理解するには、料金プランの全体像を見るのが早道です。
| プラン | 料金 | AIデザイン生成 | 作成できる資料 | 構成生成の文字数 |
|---|---|---|---|---|
| フリー | 無料 | 3枚/月 | 3個まで | 1,600文字 |
| パーソナル | 月1,848円(税込) | 40枚/月 | 無制限 | 3,000文字 |
| パーソナルプラス | 年66,000円(税込) | 200枚/月 | 無制限 | 10,000文字 |
| 法人 | 応相談 | 500枚/月 | 無制限 | 10,000文字 |
パーソナルプラスプランは、個人向けの最上位にあたります。法人プランに近い機能を1名分の料金で使える、というのがこのプランの売りです。
📘 用語解説:AIデザイン生成の「枚数」とは? AIがスライド1枚のデザインを自動生成するたびに1枚とカウントされます。20ページの資料を作れば単純計算で20枚消費です。パーソナルプラン(40枚/月)なら月に2本程度、パーソナルプラスプラン(200枚/月)なら月に10本程度が目安になります。ここが両プランを分ける最大の実務的な差です。
パーソナルプラスプランで何が変わるのか

パーソナルプランからの主な変更点は4つです。
| 機能 | パーソナル | パーソナルプラス |
|---|---|---|
| AIデザイン生成 | 40枚/月 | 200枚/月(5倍) |
| 構成生成の文字数 | 3,000文字 | 10,000文字 |
| 添付できるファイル数 | 10個 | 15個 |
| バックグラウンド生成 | 1枚ずつ | 複数枚を並行 |
| ライブラリ機能 | ✕ | ⭕️ |
実務でいちばん効いてくるのは、構成生成の入力文字数が3,000文字 → 10,000文字になる点です。
たとえば既存の企画書やレポートをまるごと貼り付けて「これをスライドにして」と指示する場合、3,000文字では途中で切れてしまいます。10,000文字あれば、A4で5〜6ページ分の文書を一度に投入できる計算です。
💡 ただし自社テンプレート登録は使えません
公式の機能比較表では、パーソナルプラスプランの「自社テンプレート登録」は ✕ と明記されています。この機能が使えるのは法人プラン(料金は応相談)のみです。会社のブランドガイドラインに沿ったテンプレートで統一したいという目的がある方は、このプランでは実現できません。
イルシルの口コミ・評判をITreviewで調査
実際に使っている方の評価を、IT製品レビューサイト ITreview で確認しました。2026年8月時点で 28件のレビュー・総合3.9点です。
| 評価 | 件数 |
|---|---|
| 5.0 | 5件 |
| 4.0〜4.5 | 14件 |
| 3.0〜3.5 | 8件 |
| 2.0〜2.5 | 0件 |
| 1.0〜1.5 | 1件 |
4.0以上が19件と多数派ですが、3.0〜3.5が8件あるのが特徴です。「便利だが決定打には欠ける」と感じている層が一定数いる、と読むのが正確でしょう。
良い評価:「構成を考える時間」が消える
ITreview(情報通信・経営企画職)
★★★★★
キーワードを入力するだけでスライドの構成案を数パターン出してくれる。0から1を作る精神的なハードルが劇的に下がりました。パワポ、Googleスライドをいじるより圧倒的に動作が軽く、サクサク作業が進む感覚が気に入っています。
引用元: ITreview
ITreview(農林水産・IT管理者)
★★★★★
海外製ツールにありがちな「翻訳っぽさ」や「派手すぎるデザイン」がありません。日本企業のビジネスシーンでそのまま使える、誠実で清潔感のあるレイアウトをAIが瞬時に提案してくれます。正直驚くレベルのスピードです。
引用元: ITreview
ITreview(食料品・情報システム)
★★★★☆
Gammaと比較した際に感じた最大の強みは日本語への対応力です。日本語の文章量が多いビジネス文書でも崩れにくく、生成されるスライドの文脈が自然です。
引用元: ITreview
ITreview(化学・日用品メーカー)
実務利用
ゼロベースでもWeb検索から資料のたたき台を作成でき、資料作成担当者のデザインスキルに左右されずに一定の品質で作成できます。また、PowerPoint形式の出力をした際に形が崩れません。
引用元: イルシル公式サイト お客様の声
繰り返し出てくるのが 「日本語」「日本企業向け」 というキーワードです。海外製のAIツールを試して物足りなさを感じた方ほど、この差を実感しやすいようです。
気になる評価:3つに集約される
一方、指摘されている弱点も明確でした。
① テンプレートがビジネス特化で、種類を増やしてほしい
「スライドのテンプレートがビジネスに特化しています。テンプレートをさらに増やしていただけたらと思います」(ITreview・情報通信)。3,000種類以上とはいえ、方向性がビジネス寄りに偏っているという受け止めです。カジュアルな用途には合わない可能性があります。
② 他社ツールの進化に追いつかれている感
「手軽さは抜群だが、他社の進化に追いつかれている感もある」(ITreview・情報通信/経営企画職・★3)。AI資料作成ツールは競争が激しい分野で、相対的な優位性は絶対ではないという冷静な指摘です。
③ デザインの自由度・カスタマイズ性
第三者のレビュー記事では「細かい表現調整やブランドイメージに合わせたデザイン調整を行いたい場合は、もう少し自由度が高ければ使いやすい」という指摘があります。AIが出したものを微調整する使い方が前提で、ゼロから自由に組みたい人には窮屈に感じられます。
なお「無料プランはお試し用で、有料利用を前提に検討したいサービス」(ITreview・経営コンサル)という評価もありました。フリープランは判断材料としては十分だが、実務で使うなら有料前提——これが実態のようです。
使ってみるまでの流れ

イルシルを試す手順は次のとおりです。
- フリープランに登録(無料) … AIデザイン生成3枚/月・資料3個までで操作感を確認
- 3日間の無料トライアルを申し込む … パーソナルプラスプランの全機能を試せる
- 実際の業務資料を1本作ってみる … ここで生成品質と手直しの手間を見極める
- 納得できたら本申込 … 年66,000円(税込)の前払い
💡 トライアル3日間を無駄にしないコツ
3日間は短いので、試すテーマを先に決めておくのが鉄則です。おすすめは「直近で自分が実際に作った資料」を再現させてみること。自分で作ったものと比べれば、時間がどれだけ縮むか、手直しがどれくらい必要かが一発でわかります。「なんとなく触ってみる」だけでは判断材料になりません。
Gamma・PowerPointとの違い
「AIで資料を作るなら、どれを選べばいいのか」を整理します。
💡 3つの選択肢を一言で
- ・イルシル … 日本語のビジネス資料に最適化。構成から自動生成。年払い前払い
- ・Gamma … 海外製で洗練されたデザイン。月払い可。日本語が崩れる場合あり
- ・PowerPoint … 自由度は最高。ただし構成もデザインも自分で考える必要がある
判断の軸はシンプルです。
- 日本語の提案書・企画書を量産する → イルシル
- 英語資料が多い / デザイン性を最優先 → Gamma
- 細部まで作り込みたい / 年に数回しか作らない → PowerPoint
ITreviewのレビューで「Gammaと比較した最大の強みは日本語への対応力」と明言されていたとおり、この2つは競合というより住み分けの関係にあります。日本語の文章量が多いビジネス文書を扱うなら、イルシルの土俵です。
まとめ:トライアルで見極めてから、年契約へ
イルシルをITreviewの実レビュー28件と公式情報から調べた結論です。
- ITreviewで3.9点(28件)。4.0以上が19件と、実務利用者の評価は概ね良好
- 最大の価値は「構成案の自動生成」。白紙から考える時間をまるごと削れる
- 日本語のビジネス文書に強い。Gammaとの比較でこの点を挙げる声が複数
- パーソナルプラスプランはAIデザイン生成200枚/月。月10本ペースで資料を作る人向け
- 年66,000円(税込)の前払い。月払いは不可で、購入後の自己都合解約・返金もできない
- 自社テンプレート登録は法人プランのみ。ブランド統一が必須なら要検討
「資料作成が本業を圧迫している」という自覚があるなら、イルシルは検討する価値のあるツールです。ただしいきなり年契約は禁物。
まずフリープランで触り、3日間の無料トライアルで実際の業務資料を1本作ってみる。そこで「これなら時間が浮く」と確信できたときに申し込む——この順番さえ守れば、66,000円が無駄になることはありません。
※ パーソナルプラスプランは1年契約の自動更新・クレジットカード前払いで、公式に「月払いはお受けしておりません」「ご購入後のお客様都合での解約・返金はできません」と明記されています。申し込み前に必ず無料トライアルで操作感と生成品質をご確認ください。
※ AIが生成した資料はたたき台であり、内容の正確性の確認と最終的な修正は利用者ご自身の責任で行う必要があります。
※ 本記事の料金・機能は 2026年8月16日 に公式サイトで編集部が確認した内容です。口コミはITreviewおよび公式サイトに掲載された実際のレビューを引用しています。料金・機能・キャンペーンは変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
コメントを読み込み中…